生まれる前の記憶

おはおは。chicchiでおま。


昨夜の事。

オウムサリン事件で新たに２人が死刑確定って事で・・・・・・・。


私「今までで一番印象的だった事件ってやっぱこれだなぁ」

兄「俺も」

私「９．１１もだねぇ」

兄「あー、そだね」

私「お母さんは？私達より長く生きてるじゃない？」


母「え・・・・・・・・・・・・・我が家が火事で燃えたこと？」



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　私・兄「爆笑！！！！！！！！！！！」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　兄「近いね！近いとこに大事件あったね！笑」


私は生まれていないのですが、隣の煙草の火が原因らしかったです。
ソレきり煙草を止めた父。当時は大阪在住で借家だったのがせめてもの救いですが・・・・・・・・




この話には実は続きがありまして。。。

　先にも申し上げた通り、私は産まれていません。
母のお腹の中で妊娠５ヶ月の頃でした。

長男・次男と続いた次ですし、火事でかなりくたびれた生活をしていたものですから、私が女の子だった事に家族は大喜びしたそうです。



そんな事とはつゆ知らず、成長した私はある日母に訊ねました。

私「お母さん、昔火事にあったことある？」

母「誰に聞いたと？」

私「んー、いや。何か覚えとぉっちゃん」

　　　　　　　　　　　　　　うへぇーーーです。

私「なんかねぇ、私は一緒におらんと。見た事もない家の中からお父さんとお母さんとお兄ちゃん達が走って出てきよぉのを、真正面から突っ立って見よぉと」

母「えー、子供はおへその中から見えるって言うけど、そんなんじゃないと？」

私「うん、正面から。お母さんが長男の手を引いとってねぇ、お父さんが次男を抱っこしとったよ」

母「嘘ばっかり！お母さん、次男抱いとったもんねー」



　　その日の夜。

母「こんな事言いよっちゃけど、そうやったよね？」

長男「いや、俺お母さんに手引っ張られたよ」

父「うん。俺も次男抱いて走った」

　　　　　　　　　　　　　　うへぇーーーーーー。。

　て事で私が正しかったわけで・・・・・・・・・・・アレは何だったのでしょう。
他にもこんな事が多々あって親戚に気味悪がられてました。笑
本人にもよくわかりません。この勢いでいつかエスパーにでもなるのかなぁ。なんて思ってたらそんな事はなかった。よかった。笑


　　前世はあの近所に住んでたジジィだったのかもしれない。



私「お母さん、昔着てたこの服可愛いねぇ」

母「あぁ、それ？火事で燃えたヤツね」

　　母の実家で昔の写真を見ている時によく陥る切ない現象です。笑

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